研修会。
2022-09-17






またまたご無沙汰してしまいました。
ネタはあるのですが、写真を取り忘れていたり、タイミングを逃したりで更新出来まていませんでした。
こまめな更新目指して頑張ります。
先日、日左連青年部の研修会があり参加してきました。
コロナ前までは毎年持ち回りで行われていましたが、今回は3年ぶりの開催。
場所は宮城県仙台市。
講習内容は「震災から10年」という内容で、講演会と震災遺構見学会。
当日朝9:30に仙台駅に集合し70名の参加者がバス2台に分かれて研修会場に向かいます。
11:00頃、講演場所に到着し研修会スタート。
講師の先生は、地元ゼネコンの社長様で、震災時に発生当初から警察や自治体と共に遺体捜索やがれき処理の責任者として現場の指揮をとられたお方です。
日本全国の建設業者、自治体、学生などにこれまで100本以上の講演を行い、地元の自治体との連携や建設会社ならではの視点で今後の課題と対策を提議されています。
当時の写真を見ながら一時間程の講演でしたが、生々しい写真が出てきたときは言葉もありませんでした。
実際自分の目で見て経験した物しか分からないであろう事が沢山あったと思います。
先生から言葉で、日頃から準備しておく必要が有るもの3点が印象に残ってます。
①避難場所は家族内で必ず周知しておく事
(ケータイ電話が繋がらない為)
②自家用車の燃料(ガソリン)は常に三分の二以上にしておく事
(ガソリンスタンドが空いていない、車中泊、車から充電可能、移動手段等)
③1週間分の飲み水の備蓄(食料含む)
当然と言えば当然ですが、出来ていない方がほとんどではないでしょうか?
必要な事と分かっていても日々の生活に追われ中々出来ない、出来ていないですよね。
しかし、必ず災害はおきます。
必ずです。
近年は地震もですが、大雨、台風、雷、温暖化等様々な災害が起きます。
自分が被災者になった時、助かるかどうかは日々の備えや心掛けが重要だという事を改めて感じさせられました。
先生の話で私も知らなかったのですが、震災の2日前も地震があったそうです。
その時も津波注意報が出たみたいですが、50㎝程だったとか。
なので2日後の地震であのような津波が来るとは思ってもみなかったかも知れません。
しかも、地震発生から津波到達まで1時間あったそうです。
救えた命、助かった命が沢山あったと先生が嘆いておられ、地震が頻発した時の状況や対応、対策もマニュアル化が必要だと仰られていました。
又、午後からの震災遺構の見学では、廃校になった小学校を見に行きました。
校舎2階まで津波が押し寄せ、バルコニーのコンクリートで出来た手摺が壊れて流らせてました。
近隣の住宅はすべて流され、基礎部分が残っているだけで、津波がどれほど凄まじいエネルギーかを物語っていました。
校舎の屋上で一晩救助を待った沢山の人が写真に写っていましたが、どんなに怖く寒かった事でしょうか。
震災から10年以上が経ち復興としてはほぼ終わっているみたいでしたが、被災者の心の傷が癒える事は時が経ってもないと思います。
そういった経験をする人が少しでも減るように日々の心掛け、対策がいかに重要かを再確認させて頂く本当に有意義で大変勉強になり色々考えさせられる講習会でした。
お世話になった宮城県青年部の方々ありがとうございました。
岩下 勉
夏季休暇のご案内
2022-08-08


毎日暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
ホントにホントに暑い中
外で働く職人さんには感謝しかありません。
8/11(木)~8/15(月)まで夏季休暇とさせて頂きます。
今年はお盆明けの後半戦から忙しくなりそうなので、皆さんゆっくり休んで頂きたいと思います。
以上、簡単更新でした。
岩下 勉
技能検定実技講習会。
2022-07-19



梅雨が明けましたが、先週から雨の日が続きますね。
梅雨時期に雨が少なかったので良い事ではありますが、我々が外で仕事をするには雨が降らないに越したことはありません。
そして、最近の天気予報はあまり当たらない様な気がするのは私だけでしょうか?
大雨と言って全然降らなかったりその逆もしかり。
今の観測技術をもってしても難しいのでしょうから、天候に余り左右されない様に段取り頑張りたいと思います。
話がちょっとそれてしまいましたが、先週「技能検定実技講習会」が福岡市左官組合会館の作業場で行われました。
今年の講習参加者は「1級16名」「2級2名」の合計18名。
試験を受ける方はもっといると思いますが、講習参加者は福岡市の組合員さん限定のなのでこの人数です。
実技が日曜日含め5日間と学科1日の計6日間。
実技は最初続けて4日間あり、最後の1回は試験2週間前、学科はその間の日曜日にあります。
全ての講習に参加する生徒さんのもいますが、基本、日曜日の講習参加は任意。
昔は、木、金、土の3日間練習だけでしたが、何時ごろからか個々での練習が難しかったり、3日間の練習では不安な人の為に講師の先生が翌日の日曜日に練習を見てくれる様になり、今ではそれが普通となってしまいました。
生徒さんが来るということは当然講師の先生も必要。
少しでもその方々の負担が減るようにとの思いで私も出来る限り参加させて頂いておりますが、さすがに6日間全ては厳しいのが現状で、毎年毎年6日間講師を務める先生方には、毎日朝早くから夕方までホントに頭が下がります。
自分の仕事が忙しい中で講師引き受ける理由は、「左官業界の為」の一言の尽きると思います。
損得勘定を考えて出来る事ではありません。
技能、技術を継承するには絶対に資格が必要で、墨出しから、定規の張り込み、厚塗り、普段使う事の無い使鏝、押え仕上げ等今ではあまり使うことの無くなった昔ながらの左官技術が濃縮されている最たるものが1級技能検定だと私は思います。
今から40年程前では当たり前だった工法が、今では職人減少と共の簡素化され厚塗り後方から薄塗工法へと移っていきました。
もちろんそれが駄目なのでは無く時代の流れ。
特に今の野帳場(ビル、マンション専門左官)現場では薄塗工法が主流ですので、若い職人さんは墨の出し方、定規の使い方、塗り方、鏝の使い方、下手したら鏝の名前すら知りません。
昔ながらの工法を絶やす訳には行きませんし、諸先輩方がまだ元気でいらっしゃる今が技能継承の最後のチャンスだと思います。
技能検定が最後の砦と言っては大げさかも知れませんが、そんな時代がすぐそこまで迫って来ていると思われますので、出来うる限りこの先も携わって行かねばと思っております。
岩下 勉
表彰。
2022-07-11



あっという間に梅雨が明けてしまいました。
今年は長い、長い夏になりそうで気がめいりますね。
毎日暑い中外で働く職人さん達には感謝しかありません。
どうぞ体調には十分注意して頂き、適正な人員調整、工程管理を行いながら出来るだけ負担のないように段取りしていきたいと思います。
さて、今月初めに元請さん主催のオーナー安全研修に参加してまいりました。
昨年この大会で協力会社安全最優良賞を頂きましたが、今年は「最優良賞協力会社社員の部」で表彰を頂きました。
昨年に続きホントにありがとうございます。
表彰式は本人も出席して下さいとのことだったので、表彰現場の職長と二人で行ってまいりました。
推薦して下さいました建築部長さんには以前から大変お世話なっており感謝しかありません。
私自身は定期的な現場パトロールでしか現場を見れませんが、職長は毎日必ず現場にいます。
日々状況が変わる建設現場において、職長の役割は大変大きなものです。
安全管理・工程管理・人員管理・健康管理等社長に代わり日々作業をしながら業務をこなしていくのは大変な事です。
職長次第で私の仕事も大きく変わります。
こう言った賞を頂けると本人も励みになると思いますし、優秀な職長をいかに育てるかが会社の発展に欠かすことの出来ない事だと思います。
今いる職長皆に感謝し、今後若手職長をいかに育てていくか考えながら新幹線での岐路となりました。
岩下 勉
梅雨時期の生コン。
2022-06-27



またまた久しぶりの更新となってしまいました。
今週は天気がいい日が続くみたいで、ホントに梅雨明けしたかもしれません。
しかしこのままでは間違いなく水不足になると思われ、今のうちから節水を心掛けしないといけませんね。
毎年の事ではありますが梅雨時期の生コン段取りには泣かされます。
最近の天気予報は基本当たりますが、今時期だけは前日と翌日では天気が変わっていたり、午前と午後でも変わっていたり、天気予報によっても違ったりとホントに悩ましいです。
もちろん生コン打設を決定するのは元請さんの判断ですが、雨が降る予報だと天気のいい日に予定変更となりますし、数日雨予報なら少しでも雨が少ない日。
昔は雨でもお構いなしに打っていましたが、今は雨の日の生コン打設は無くなりました。
話がそれましたが、生コン打設が翌日や翌々日、あるいは前日に変更になると元から入ってる予定と重なってしまいます。
元から重なっている場合は前もって段取りしているのでいいのですが、急な予定変更で重なってしまうとさぁ大変。
基本、生コン(押え、均し)作業は専門の「土間屋」さんにお願いしています。
土間屋さんも昔は若手ベテラン含め職人さんが沢山いたので多少生コンがずれても上手く段取り出来ていたのですが、今はずれるとホントに段取りが大変です。
最近では、一か月の予定表を作り早め、早めに人員の段取りをして頂いてます。
それでも段取りできない程土間屋さんも職人さんが減っていると思われます。
土間屋さんでも対応出来ないときはもちろん自社でしますが、空けれる現場、出来ない現場、重なってしまうと他社さんからも応援をお願いしないといけません。
普段から工程管理や人員配置、他社さんとの交流等大事にしておく必要があります。
今日も二現場で15名程人員が必要でしたが、
何とか他社さんから応援頂き事なき終えました。
今年、来年、再来年と数万平米、数十万平米生コン押えがある大型物流倉庫が福岡で幾つも出来るみたいなのでそれこそ土間屋不足は加速すると思われます。
この問題はこの先もずっと続くでしょうね。
対策急務です。
岩下 勉
給料日。
2022-05-14
二日続けて雨となりました。
明日は天気になりそうなので良かったです。
わが社は毎月13日が給料日です。
いつからかは定かではありませんが、私が入社する遥か前からのなので30年以上にはなると思います。
恐らく当初の取引先の支払日が10日だったので、給料日を13日に設定したと思われます。
昔から「13日の給料日」と言っていました。
(何かホラー映画のタイトルみたい)
昨日の13日、今年入社の新人さん初めての給料日でした。
入社一か月が経ち、近況を聞きたくて仕事終わりに会社へ寄ってもらいました。
お給料は振り込みなので給料明細を渡し、明細書の見方や、何にいくら引かれてこの手取り額になるのかを説明をしました。
又、今の状況や困っていることや悩みが無いかなど一通り話もしました。
少しは職場にも慣れ、割と年の近い先輩方と同じ現場ということも有り「皆さん優しくしてくれます」と言っていました。
私からは、「少し慣れてきた頃が一番危険なので気を引き締め直して頑張って下さい」とお伝えしました。
恐らく彼は遠慮して思っていたことの半分も言えなかったと思います。
何かあったら気兼ねなく相談できる様これからも声掛けを大事にし、少しでも働きやすい職場環境にしていくことが私の役目だと肝に銘じ共に頑張って行きたいと思います。
岩下 勉
ゴールデンウイーク休暇の案内
2022-05-02
5/3.4.5はゴールデンウィーク休暇とさせて頂きます。
現場によっては4/29日から7連休の所もありますが、岩下組は基本カレンダー通りです。
しかし時代の流れでしょうがホントに休みが多くなりましたね。
日給月給の職人さんにとって休みが多くなるのはイコール収入が減る事なので死活問題。
もちろん必要あらば出来る現場に行ってもらいますが、年配の職人さんはゆっくり休んでいた方がいいみたいです。
今までがむしゃらに頑張って働き子育てや家のローン等も終わった事でしょうから当然ですかね。
一方で子育て世代の若い職人さんはそれこそ休みが多いと死活問題。
建設現場も完全週休二日時代がそこまで来ています。
色々な対応、対策が急務です。
岩下 勉
職人さんあるある part2。
2022-04-20
またまたご無沙汰しておりました。
前回好評だったので、再度書いてみます。
・終わらない、終わらないと言って早く帰ってくる
・勝手に材料を持っていく
・材料を手配させると絶対に余っている
・携帯電話を携帯していない
・説明が長い
・字が汚くて読めない
・カタカナニガテ
・算数も苦手
・奥さん綺麗
・朝から元気
・何故か風邪ひかない
・糸の扱いが上手
・手練も上手
・人が失敗したら喜ぶ
・パワハラ全開気にしない
・晴れでも長靴
・きれいなバケツから使いたがる
・電話は一度しかしない
・昔のシャツを作業着にしている
・びっくりするほど話を聞いてない
・残業はしっかり付けてくるが、早く終わった時はしれっとしている
・「終わりました」と言って終わっていない
・「職人さんには言っていましたけど」と言われる
・私服がきれいな作業服
・失敗のなすり付けあいが酷い
・証拠隠滅もひどい
・出勤簿がカレンダーや広告の裏紙
・日曜日に出てくれるのは同じ人
・ああいえばこう言う
・何でもかんでも持って帰ってくる
・やってみせ、やってみせ、やってみせても間違える
・言って聞かせ、言って聞かせ、言って聞かせて間違える
・させてみせ、させてみせ、させてみても間違える
・ほめてあげ、ほめてあげ、ほめてあげると大喜び
いかがでしょうか
愛すべき職人さん達ですね。
又、次回までネタを溜めておきます。
岩下 勉
住宅左官工事。
2022-03-11
雨も暖かい日が続いております
このまま桜が開花しそうですね。
今年に入ってから住宅左官の仕事がピークを迎えております。
ありがたいことに「珪藻土塗りや洗出し、漆喰仕上げ、ジョリパット、モールテックス等」沢山の左官仕上げ仕事があり大変やりがいがあります。
普段の岩下組の仕事は、ビル、マンションの左官工事がメインなので、「吹付下地・クロス下地・塗装下地・タイル下地・防水下地」等の下地を作るのが仕事です。
もちろんこれが、れっきとした我々の左官仕事ですが、悲しいかな仕上がってしまえば何も見えなくなるのが実情です。
今施工中の住宅左官仕事は仕上げ仕事がふんだんにあります。
普段下地仕事が多い職人さんも、仕上げ仕事となると気合の入り方が違います。
もちろん、下地だからと言って手を抜くことはありませんが、失敗した時のリスクを考えると仕上げ仕事の方が神経を使うのは当然です。
しかし、良い下地が出来ていないと良い仕上げ絶対できないので、やはり、どちらも大事ですね。
年配の職人さんは住宅仕事も経験のある方が多いですが、若い職人さんは少ないので、必要に応じて指導に出向いております。
技能の継承は会社にとって最も大事な事ですから。
私も若い時は会長や先輩の職人さん達に随分と教わりました。
しかし、まだまだ経験不足の事も多々ありますので、先輩職人さんが元気な今のうちに聞けることは聞いて、分からない事は教わって、何事も引き継いでおかなくてはですね。
指導する上で注意しなくてはいけないことは、一口に伝える、教える、と言っても自己満足になってはいけません。
技術的な事もそうですが、安全面もしかり。
「言った・伝えた」ではなく、ちゃんと「伝わったかのか・理解したのか」確認するのが非常に大事。
特に職人さんは話の半分も聞いてないし、三つ言っても一つは忘れるので、根気よく粘り強くを心がけています。
何か話がそれてしまいました。
それでは本日もパトロールへ行って来ます。
岩下 勉
真冬のコンクリート押え。
2022-03-07
またまた間が空きました。
だいぶ暖かくなってきましたね。
このまま続いてくれるといいのですが、もう一度くらい寒くなりそうですね。
少し前になりますが2月の後半、倉庫床のコンクリート金鏝押えの現場がありました。
コンクリート押え自体はいつもあるのですが、この日の最高気温は4℃。
おまけに現場は郊外の山のふもとの倉庫現場。
事前に天気予報で寒くなることは分かっていたので、配合と数量や打設計画を再確認し、開始時間を早めてもらい打設当日となりました。
当日は予報通り朝から雪交じりの天候。
幸い現場は屋根が出来上がっていたので、雨や雪の心配はありませんが、その分もし晴れ間が出ても日が当たることはありませんし、生コンの乾きは最悪です。
しかし、打設時間を早めて頂いたのと、生コンのプラントが目の前だったことも有り良いペースで打設が進み昼過ぎには打設完了。
朝、土間屋さんの職長が「夜中の2時、3時に仕上がればいい方でしょうね」と言っていましたが、打設が早かった分もう少し早く終わるかと期待しておりました。
「夕方また来ます」と言い残し途中で現場を後にする事に。
5時ごろ様子を伺いに行くと全然乾いていません。
倉庫の床なので素地仕上げか、薄い鉄板を敷く為の下地なので硬押えが必要。
この乾き具合だと朝までなる可能性大だと土間屋さんは察しがついたようで、嫌な雰囲気が土間屋チームに漂っています。
もちろん皆さん翌日もお仕事。
それぞれ会社に連絡して翌日の対策を考えてくれているようでした。
この生コンの乾きだけは私にどうする事も出来ません。
お茶やカップ麺の差し入れ程度しか出来ませんが、後をお願いし会社に戻りました。
9時ごろ職長さんに電話すると「やっと今から上がれそうですとのこと」
朝8時に打設したのが夜9時になってやっと上がられる状態に。
私の中では「これは朝でも仕上がら無いんじゃないか」と思いました。
しかも、翌日お願いしている現場にその職長さんが行く予定との事。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
電話口で明日早朝に連絡入れるのと、翌日の現場は朝礼が間に合わくて大丈夫ですと伝え電話を切りました。
明朝。
朝5時過ぎに電話すると9割は仕上がりましたが、最後に打ったところはやはり後2時間以上かかるとの事。
夜中の3時過ぎから比較的乾きだしたそうで、ある程度時間が経過したからでしょうかね。
くれぐれも安全第一でお願いし翌日(当日)の現場に向かう様にお願いしました。
後に翌日の現場で合流し、昨日のお礼と、数日後に再度同じ現場があるので、どういった対策をすれば良いか打合せさせて頂きました。
その結果、第一に配合を良くする・打設時間をさらに早くする・配合が良く出来ないならジェット
ヒータを焚く等でした。
私も出来る事なら配合を良くして頂けるのが一番いいのですが、半分打ってしまっている以上ほぼ無理かなと。
ジェットヒーターが最優良策かなと内心は思っていました。
しかし、設計事務所さんに確認して頂となんと「OK」に。
まあ良くなる方なので大丈夫かとは後から思いましたが、元請さんも配合を良くした分だけ費用も上がったと思いますので、認めて頂いて感謝ですね。
そして迎えた打設2回目。
朝7時から開始し12時過ぎには打設完了。
最高気温も前回よりは若干高い8℃。
それでも結局仕上がったのは夜中の3時でした。
私がこの世界に入ったころは生コン押えで朝までなることは多々ありましたが、ここ最近のコンクリート押えで朝まで無かったですし、今のうちの職人さんでは絶対無理なので本当に助かりました。
気温が低かったのもありますが、生コンのプラントが近すぎるのも一つの原因があるのかもですね。
この時期は天候があまり良くなかったので、遅くなった翌日や翌々日が天候不良で生コンが中止になり職人さんもちゃんと休みが取れたみたいで良かったです。
しかし、我々はこれくらいの気温で四苦八苦していますが、北国の方は当たり前でしょうし、土間屋さん自体居ないそうなのですごいですね。
とてもじゃないけど真似出来ません。
どんなに頑張っても天候には敵いませんので、やはり事前の作業計画、人員配置、過去の経験からより良い方法を元請さんに提案していき、少しでも働きやすい環境を作っていく事が私の使命だと改めて思った次第です。
今回も大変勉強になりました。
又、土間屋の皆さんありがとうございました。
岩下 勉
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