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年末・年始休暇のご案内。
2022-12-13
ご無沙汰しております。
すっかり寒くなりいつの間にやら師走ですね。

12月30日~1月4日まで冬期休暇とさせて頂きます。

11月中頃からずっと天候に恵まれ、12月に入っても雨が少なくて非常に助かっております。
今年は特に年度末工事が多く12月、1月が繁忙期のピークと成る為、天候に左右されることが少ないとありがたいです。

もちろん、ずっといい天気ばかりではないでしょうから、今出来ることを優先し、悪天候でも作業できる様段取りしていくことが私の役目です。

そのうち天気予報とにらめっこ状態になると思うと憂鬱ですが、自分の成長の為だと思い頑張って繁忙期を乗り切りたいと思います。

まずは年末年始の無事故無災害ですね。

簡単更新でした。

   岩下 勉













技能五輪全国大会。
2022-11-09
前回からの続き。

組合100周年が終わった翌日、「第60回全国技能五輪大会」の為、千葉県へ飛びました。

以下抜粋です。

技能五輪全国大会は、国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に、技能競技を通じ、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して技能の重要性及び必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成に資することを目的として実施する大会であり、昭和38年から毎年開催されています。幅広い職種を対象とする、唯一の全国レベルの技能競技大会です。偶数年度の大会は、翌年に開催される技能五輪国際大会〈唯一の世界レベルの技能競技大会(隔年開催)〉の選手選考を兼ねています。

機械系(9職種):

機械組立て、プラスチック金型、精密機器組立て、機械製図、旋盤、フライス盤、試作モデル製作、自動車工、時計修理金属系(5職種):

構造物鉄工、電気溶接、自動車板金、曲げ板金、車体塗装

建設・建築系(10職種):

タイル張り、配管、石工、左官、家具、建具、建築大工、造園、冷凍空調技術、とび

電子技術系(5職種):

メカトロニクス、電子機器組立て、電工、工場電気設備、移動式ロボット

情報通信系(3職種):

IT ネットワークシステム管理、情報ネットワーク施工、ウェブデザイン

サービス・ファッション系(10職種)

貴金属装身具、フラワー装飾、美容、理容、洋裁、洋菓子製造、西洋料理、和裁、日本料理、レストランサービス



上記全42職種が11/4(金)~11/7(月)の日程で、幕張メッセを本会場として様々な場所で開催されました。

左官職種は11/5(土)、11/6(日)の2日間(日曜日は午前のみ)17名の選手で開催されました。


左官職種17名中女性が何と8名。
素晴らしい。
若い女性のこれからの活躍に期待したいですね。


私は見学で行ったわけではなく、今年から「競技委員」と成ってしまった為、準備段階である11/3(木)から参加させて頂きました。
木曜日、朝一から準備があるので必然的に前乗りとなるわけでして…
しかし、補佐委員さん達はさらに前日の水曜日の午後から会場設営をしている訳でして、ホントに頭が下がります。

木曜日に架台設置確認、翌日からの流れを確認し、金曜日朝から出場選手への競技説明、架台の抽選、道具の展開を経て土曜日からの競技に備えます。

その間競技委員として採点方法、採点基準の確認、開会式の準備等様々な事をしていきます。
初めての経験で分からない事ばかりでしたが、先輩競技委員のおかげで割と冷静に出来たのではと思います。


土曜日の朝、競技開始の笛の後から審査開始。
17名の出場選手がいるので見ていくだけでも大変です。

選手は一生懸命作業中なので本人への接触や架台への接触無いようにかつ、見落としの無いように真剣に慎重に採点していきます。

1日目は朝から夕方まで丸一日で一工程作業なので採点もまぁ大変。
気分的には数キロやせた感じがしました。
翌日は第二、第三工程90分ずつの3時間で競技終了。


ほんとに皆さん最後まで頑張りました。


翌日に結果が発表され、笑った人、泣いた人、悔しい思いをし人、練習通りに出来た人、それ以上に出来た人、出来なかった人、失敗した人、人それぞれ。

採点競技なのでどうしても順位は付きますが、たとえどういう結果となっても、数か月間課題に取り組み努力した時間は何物でも代えがたい財産だと思います。
技術者として一回りどころか三廻り位成長したと思います。

私の地元である福岡からも組合員の事業所から選手が出ました。
彼は9月後半から組合倉庫で平日は毎日夕方仕事が終わって、土日は朝から夜遅くまで練習を頑張っていました。


選手によって練習環境は様々。


数か月毎日出来る人、出来ない人、練習場所がある人、無い人、指導者がいる人、居ない人、色々な状況の中で皆さん一生懸命頑張ってこられたのだと思います。

だからこそ運営側、採点側の我々も必死に本気に取り組まなければなりません。

大会期間中若い技能者さんの頑張りを見てほんとに感動しましたし、こちらの方が勉強させられました。

もっとああすれば良かった、こうすれば良かった等、沢山悔しい思いをしたかもしれませんが、そうやって人は成長していく物だと思います。


今後の皆さんの人生に幸あれ。


今回も本当に勉強になりました。

    岩下 勉


帰って来て翌日理事会です。泣














組合100周年。
2022-11-08
またまたご無沙汰してしまいました。
11月になり涼しくなったおかげで作業もはかどる様になりました。
しかもここ最近雨が全然降っていないので屋外作業や生コンも予定通り進んでいて非常に助かります。


さて、月初めの11月1日に「一社)福岡市左官業組合創立100周年記念祝賀会」が行なわれ、私も理事として参加して来ました。

遡る事3年前に実行委員会を立ち上げて少しずつ計画を進めていましたが、もれなくコロナ過に襲われ開催自体も危ぶまれる中,何とか開催出来一同一安心。

当社は大人数で盛大に行う予定でしたが、感染対策最優先、人数を制限してからの開催になってしまい、まだまだお呼びしたい方も沢山いたのが個人的には心のこりでなりません。

開催を決断したのは8月末。
コロナ感染者がピークの時でした。

開催延期や中止案も出ましたが、日程変更すると調整が難しく、又、中止となるとせかっく先輩方が築き上げてきた組合ですので申し訳ありません。
企業でもそうですが、100年の続く組合なんてそうそう無いと思いますので、感染対策徹底の上で開催という運びとなりました。
開催決定が決まり関係各所に案内を出し返事が来る頃にはコロナも少しずつ落ち着きを見せ始めました。

式典計画して行き、大まかな流れが出来上がり最終チェックの段階で多少の紆余曲折がありましたが無事に開催ができました。

一安心・一安心

詳しくは書きませんが、やはりいつの時代でも先輩方の助言は良くも悪くも心に響きます。
偉大な先輩方です。笑

話がそれてしまいましたが、発足当初は戦前戦後の影響で材料(セメント)が入って来にくい事があったみたいで、議員さんが組合理事長を務めている時代があったり、今の大先輩の相談役のお父様が理事長だったり、その理事長時代に現顧問で今は現役引退された議員さんが初当選の時からお世話になっていたりと、長い長い歴史があります。

今では考えられない大人数での総会、日左連主催の土壁講習会、平和台での運動会、青年部発足、技能競技大会、富士登山、地引網、技能検定等、戦前の写真こそありませんがセピア色に輝く写真を見ているとホントに長い歴史を感じます。

私自身は青年部入部から今年で27年。
四分の一程しか携わっていませんが、今後現役を引退をするまでは周りから「やめろ」と言われるまでは続けて行きたいと思っています。

今後10年、20年と地道な活動を経て、150年、200年があると思います。

次の100年は無いと思っている人が大多数と思いますが、形はどうであれ私は絶対にあると思います。

もちろん確認する事は出来ませんが、100年先を見据えて地道に活動できればと思います。
200周年の式典で100周年の映像が流れていることを願って。

     岩下 勉


PS・翌日から技能五輪で5日間幕張です。
  組合から給料をもらわないと…笑














しっくい塗り。
2022-09-26
朝晩はだいぶ涼しく成り秋らしくなってきました。
仕事をする上では今が一年で一番いい時期ですねが、いい時期は長くなく、すぐに涼しさ通り越して寒くなってくるでしょうね。


話変わって、いつも世話になっております工務店さんの仕事で、しっくいの塗替え工事がありました。

築50年以上の住宅で、もともと土壁の上からしっくいを塗っていたのですが、リフォームに伴い既存面の塗替えと、間仕切り変更による新規しっくい塗り、一部黄色しっくい塗り、海外のしっくいと数種類のしっくい塗りがありました。
ちなみに今回で三期工事目です。


既存面は下地のしっくいがしっかりしていたので、プライマー処理を行い全面下塗りした後しっくい仕上げ。
新規面はPB下地はジョイント処理、ビス穴処理を行いジョイント部にファイバーメッシュを貼り込み、全面下塗りした後のしっくい仕上げ。
べニア下地面はアク止め処理を三重に行って同様の下地処理の後しっくい仕上げ。
海外しっくいは専用のシート下地材を貼ってからのしっくい仕上げ塗りの手順で施工しました。


使ったしっくいは全て田川産業の「高級城かべ」
紙スサを使用し、純白できめが細かく独特の美しい艶を持つのが特徴です。


最近ではパタン付け仕上げに特化した「現代しっくい」をする機会が増えてきましたが、今回のしっくいは従来通り鏝押え。
しっくい自体が純白なので鏝波や、ムラ、鏝が当たっていない面等非常に分かりずらいです。

施工は、御年70歳と72歳の超ベテランコンビ。

目は見えにくく、耳は遠くなりつつあり、しゃべるのも苦手で、初日は道も間違って大分回り道をしたみたいですが、腕は確かです。(笑)

現場乗り込み時に一通りの注意点や、使う材料の違い、施工方法、手順を説明しましたが、さすがにベテラン、こちら以上に施工の際の注意点が分かっているようでした。
特に古い木廻りや梁などはアクの出る恐れがあるので、事前に塗装して頂いたり、アク止めを塗ったりと対策していたおかげでアクは全然出ませんでした。

今回でこの住宅のリフォーム工事は最後と思いますが、最初の一期目に施工したのは10年近く前。
当時施工担当した職人さんは引退しました。
ベテラン勢が総退職するまで、もう、残された時間はありません。

今回の施工では若い世代の職長も参加してもらいたかったのですが、現場の都合で最終日のみでした。
その辺を今後段取りするにあたり考えなければなりません。

伝統技能を施工するに当り、ベテランが現役でいるうちに技能継承をしておかねばと強く思う今回の工事となりました。

        岩下 勉





















台風。
2022-09-20
連投です。

まずは今回の台風で被災された方々ののお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧、復興を心より願っております。


数日前からの予報で、台風14号が勢力を増して日本列島接近、上陸と報道されていたので、準備、備えはしていました。

私の住んでいる九州北部福岡県は日曜日未明から月曜日の午前中が最接近と言われていました。

当然、前日夕方から公共の交通機関及び高速道路など全て運休、通行止め。
近所のスーパーやコンビニさえ開いていませんでした。


もちろん現場は全休。


前の晩から構えていた結果、
夜中に雨は降ったものの風は余り吹きませんでした。

朝になり雨も上がり風も無風状態だったのでもう大丈夫かと思い午前11時頃、倉庫の様子を見に行きましたが、突然雨と、風が強くなりました。
台風の中心地に入っていただけと思われます。

やはり油断大敵ですね。
午後から夕方にかけて雨、風強くなりました。

幸い何事もありませんでしたが、「備えあれば憂いなし」
先日あった講習会の影響もあり万全の状態で準備出来ていたので良かったです。

しかし、台風や雨は予想出来ても、地震は突然やって来ます。

日頃からの心掛けと準備が大事なのは安全対策と同じですね。

日々の対策怠らず頑張ります。


     岩下 勉

















研修会。
2022-09-17
またまたご無沙汰してしまいました。
ネタはあるのですが、写真を取り忘れていたり、タイミングを逃したりで更新出来まていませんでした。
こまめな更新目指して頑張ります。

先日、日左連青年部の研修会があり参加してきました。

コロナ前までは毎年持ち回りで行われていましたが、今回は3年ぶりの開催。

場所は宮城県仙台市。

講習内容は「震災から10年」という内容で、講演会と震災遺構見学会。

当日朝9:30に仙台駅に集合し70名の参加者がバス2台に分かれて研修会場に向かいます。
11:00頃、講演場所に到着し研修会スタート。

講師の先生は、地元ゼネコンの社長様で、震災時に発生当初から警察や自治体と共に遺体捜索やがれき処理の責任者として現場の指揮をとられたお方です。
日本全国の建設業者、自治体、学生などにこれまで100本以上の講演を行い、地元の自治体との連携や建設会社ならではの視点で今後の課題と対策を提議されています。

当時の写真を見ながら一時間程の講演でしたが、生々しい写真が出てきたときは言葉もありませんでした。
実際自分の目で見て経験した物しか分からないであろう事が沢山あったと思います。

先生から言葉で、日頃から準備しておく必要が有るもの3点が印象に残ってます。

①避難場所は家族内で必ず周知しておく事
(ケータイ電話が繋がらない為)
②自家用車の燃料(ガソリン)は常に三分の二以上にしておく事
(ガソリンスタンドが空いていない、車中泊、車から充電可能、移動手段等)
③1週間分の飲み水の備蓄(食料含む)

当然と言えば当然ですが、出来ていない方がほとんどではないでしょうか?
必要な事と分かっていても日々の生活に追われ中々出来ない、出来ていないですよね。


しかし、必ず災害はおきます。
必ずです。


近年は地震もですが、大雨、台風、雷、温暖化等様々な災害が起きます。
自分が被災者になった時、助かるかどうかは日々の備えや心掛けが重要だという事を改めて感じさせられました。

先生の話で私も知らなかったのですが、震災の2日前も地震があったそうです。
その時も津波注意報が出たみたいですが、50㎝程だったとか。
なので2日後の地震であのような津波が来るとは思ってもみなかったかも知れません。
しかも、地震発生から津波到達まで1時間あったそうです。
救えた命、助かった命が沢山あったと先生が嘆いておられ、地震が頻発した時の状況や対応、対策もマニュアル化が必要だと仰られていました。



又、午後からの震災遺構の見学では、廃校になった小学校を見に行きました。
校舎2階まで津波が押し寄せ、バルコニーのコンクリートで出来た手摺が壊れて流らせてました。

近隣の住宅はすべて流され、基礎部分が残っているだけで、津波がどれほど凄まじいエネルギーかを物語っていました。

校舎の屋上で一晩救助を待った沢山の人が写真に写っていましたが、どんなに怖く寒かった事でしょうか。

震災から10年以上が経ち復興としてはほぼ終わっているみたいでしたが、被災者の心の傷が癒える事は時が経ってもないと思います。

そういった経験をする人が少しでも減るように日々の心掛け、対策がいかに重要かを再確認させて頂く本当に有意義で大変勉強になり色々考えさせられる講習会でした。


お世話になった宮城県青年部の方々ありがとうございました。

  岩下 勉














夏季休暇のご案内
2022-08-08
毎日暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
ホントにホントに暑い中外で働く職人さんには感謝しかありません。


8/11(木)~8/15(月)まで夏季休暇とさせて頂きます。


今年はお盆明けの後半戦から忙しくなりそうなので、皆さんゆっくり休んで頂きたいと思います。

以上、簡単更新でした。

岩下 勉








技能検定実技講習会。
2022-07-19
梅雨が明けましたが、先週から雨の日が続きますね。
梅雨時期に雨が少なかったので良い事ではありますが、我々が外で仕事をするには雨が降らないに越したことはありません。
そして、最近の天気予報はあまり当たらない様な気がするのは私だけでしょうか?
大雨と言って全然降らなかったりその逆もしかり。
今の観測技術をもってしても難しいのでしょうから、天候に余り左右されない様に段取り頑張りたいと思います。


話がちょっとそれてしまいましたが、先週「技能検定実技講習会」が福岡市左官組合会館の作業場で行われました。

今年の講習参加者は「1級16名」「2級2名」の合計18名。
試験を受ける方はもっといると思いますが、講習参加者は福岡市の組合員さん限定のなのでこの人数です。

実技が日曜日含め5日間と学科1日の計6日間。
実技は最初続けて4日間あり、最後の1回は試験2週間前、学科はその間の日曜日にあります。

全ての講習に参加する生徒さんのもいますが、基本、日曜日の講習参加は任意。
昔は、木、金、土の3日間練習だけでしたが、何時ごろからか個々での練習が難しかったり、3日間の練習では不安な人の為に講師の先生が翌日の日曜日に練習を見てくれる様になり、今ではそれが普通となってしまいました。

生徒さんが来るということは当然講師の先生も必要。
少しでもその方々の負担が減るようにとの思いで私も出来る限り参加させて頂いておりますが、さすがに6日間全ては厳しいのが現状で、毎年毎年6日間講師を務める先生方には、毎日朝早くから夕方までホントに頭が下がります。

自分の仕事が忙しい中で講師引き受ける理由は、「左官業界の為」の一言の尽きると思います。

損得勘定を考えて出来る事ではありません。

技能、技術を継承するには絶対に資格が必要で、墨出しから、定規の張り込み、厚塗り、普段使う事の無い使鏝、押え仕上げ等今ではあまり使うことの無くなった昔ながらの左官技術が濃縮されている最たるものが1級技能検定だと私は思います。

今から40年程前では当たり前だった工法が、今では職人減少と共の簡素化され厚塗り後方から薄塗工法へと移っていきました。
もちろんそれが駄目なのでは無く時代の流れ。

特に今の野帳場(ビル、マンション専門左官)現場では薄塗工法が主流ですので、若い職人さんは墨の出し方、定規の使い方、塗り方、鏝の使い方、下手したら鏝の名前すら知りません。

昔ながらの工法を絶やす訳には行きませんし、諸先輩方がまだ元気でいらっしゃる今が技能継承の最後のチャンスだと思います。

技能検定が最後の砦と言っては大げさかも知れませんが、そんな時代がすぐそこまで迫って来ていると思われますので、出来うる限りこの先も携わって行かねばと思っております。

     岩下 勉




















表彰。
2022-07-11
あっという間に梅雨が明けてしまいました。
今年は長い、長い夏になりそうで気がめいりますね。

毎日暑い中外で働く職人さん達には感謝しかありません。

どうぞ体調には十分注意して頂き、適正な人員調整、工程管理を行いながら出来るだけ負担のないように段取りしていきたいと思います。


さて、今月初めに元請さん主催のオーナー安全研修に参加してまいりました。
昨年この大会で協力会社安全最優良賞を頂きましたが、今年は「最優良賞協力会社社員の部」で表彰を頂きました。


昨年に続きホントにありがとうございます。


表彰式は本人も出席して下さいとのことだったので、表彰現場の職長と二人で行ってまいりました。
推薦して下さいました建築部長さんには以前から大変お世話なっており感謝しかありません。

私自身は定期的な現場パトロールでしか現場を見れませんが、職長は毎日必ず現場にいます。
日々状況が変わる建設現場において、職長の役割は大変大きなものです。

安全管理・工程管理・人員管理・健康管理等社長に代わり日々作業をしながら業務をこなしていくのは大変な事です。
職長次第で私の仕事も大きく変わります。

こう言った賞を頂けると本人も励みになると思いますし、優秀な職長をいかに育てるかが会社の発展に欠かすことの出来ない事だと思います。

今いる職長皆に感謝し、今後若手職長をいかに育てていくか考えながら新幹線での岐路となりました。

     岩下 勉













梅雨時期の生コン。
2022-06-27
またまた久しぶりの更新となってしまいました。

今週は天気がいい日が続くみたいで、ホントに梅雨明けしたかもしれません。
しかしこのままでは間違いなく水不足になると思われ、今のうちから節水を心掛けしないといけませんね。


毎年の事ではありますが梅雨時期の生コン段取りには泣かされます。
最近の天気予報は基本当たりますが、今時期だけは前日と翌日では天気が変わっていたり、午前と午後でも変わっていたり、天気予報によっても違ったりとホントに悩ましいです。

もちろん生コン打設を決定するのは元請さんの判断ですが、雨が降る予報だと天気のいい日に予定変更となりますし、数日雨予報なら少しでも雨が少ない日。
昔は雨でもお構いなしに打っていましたが、今は雨の日の生コン打設は無くなりました。

話がそれましたが、生コン打設が翌日や翌々日、あるいは前日に変更になると元から入ってる予定と重なってしまいます。
元から重なっている場合は前もって段取りしているのでいいのですが、急な予定変更で重なってしまうとさぁ大変。

基本、生コン(押え、均し)作業は専門の「土間屋」さんにお願いしています。
土間屋さんも昔は若手ベテラン含め職人さんが沢山いたので多少生コンがずれても上手く段取り出来ていたのですが、今はずれるとホントに段取りが大変です。
最近では、一か月の予定表を作り早め、早めに人員の段取りをして頂いてます。
それでも段取りできない程土間屋さんも職人さんが減っていると思われます。

土間屋さんでも対応出来ないときはもちろん自社でしますが、空けれる現場、出来ない現場、重なってしまうと他社さんからも応援をお願いしないといけません。

普段から工程管理や人員配置、他社さんとの交流等大事にしておく必要があります。


今日も二現場で15名程人員が必要でしたが、
何とか他社さんから応援頂き事なき終えました。


今年、来年、再来年と数万平米、数十万平米生コン押えがある大型物流倉庫が福岡で幾つも出来るみたいなのでそれこそ土間屋不足は加速すると思われます。

この問題はこの先もずっと続くでしょうね。
対策急務です。

    岩下 勉




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左官工事
 
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