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しっくい塗り。
2022-09-26
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朝晩はだいぶ涼しく成り秋らしくなってきました。
仕事をする上では今が一年で一番いい時期ですねが、いい時期は長くなく、すぐに涼しさ通り越して寒くなってくるでしょうね。


話変わって、いつも世話になっております工務店さんの仕事で、しっくいの塗替え工事がありました。

築50年以上の住宅で、もともと土壁の上からしっくいを塗っていたのですが、リフォームに伴い既存面の塗替えと、間仕切り変更による新規しっくい塗り、一部黄色しっくい塗り、海外のしっくいと数種類のしっくい塗りがありました。
ちなみに今回で三期工事目です。


既存面は下地のしっくいがしっかりしていたので、プライマー処理を行い全面下塗りした後しっくい仕上げ。
新規面はPB下地はジョイント処理、ビス穴処理を行いジョイント部にファイバーメッシュを貼り込み、全面下塗りした後のしっくい仕上げ。
べニア下地面はアク止め処理を三重に行って同様の下地処理の後しっくい仕上げ。
海外しっくいは専用のシート下地材を貼ってからのしっくい仕上げ塗りの手順で施工しました。


使ったしっくいは全て田川産業の「高級城かべ」
紙スサを使用し、純白できめが細かく独特の美しい艶を持つのが特徴です。


最近ではパタン付け仕上げに特化した「現代しっくい」をする機会が増えてきましたが、今回のしっくいは従来通り鏝押え。
しっくい自体が純白なので鏝波や、ムラ、鏝が当たっていない面等非常に分かりずらいです。

施工は、御年70歳と72歳の超ベテランコンビ。

目は見えにくく、耳は遠くなりつつあり、しゃべるのも苦手で、初日は道も間違って大分回り道をしたみたいですが、腕は確かです。(笑)

現場乗り込み時に一通りの注意点や、使う材料の違い、施工方法、手順を説明しましたが、さすがにベテラン、こちら以上に施工の際の注意点が分かっているようでした。
特に古い木廻りや梁などはアクの出る恐れがあるので、事前に塗装して頂いたり、アク止めを塗ったりと対策していたおかげでアクは全然出ませんでした。

今回でこの住宅のリフォーム工事は最後と思いますが、最初の一期目に施工したのは10年近く前。
当時施工担当した職人さんは引退しました。
ベテラン勢が総退職するまで、もう、残された時間はありません。

今回の施工では若い世代の職長も参加してもらいたかったのですが、現場の都合で最終日のみでした。
その辺を今後段取りするにあたり考えなければなりません。

伝統技能を施工するに当り、ベテランが現役でいるうちに技能継承をしておかねばと強く思う今回の工事となりました。

        岩下 勉





















台風。
2022-09-20
連投です。

まずは今回の台風で被災された方々ののお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧、復興を心より願っております。


数日前からの予報で、台風14号が勢力を増して日本列島接近、上陸と報道されていたので、準備、備えはしていました。

私の住んでいる九州北部福岡県は日曜日未明から月曜日の午前中が最接近と言われていました。

当然、前日夕方から公共の交通機関及び高速道路など全て運休、通行止め。
近所のスーパーやコンビニさえ開いていませんでした。


もちろん現場は全休。


前の晩から構えていた結果、
夜中に雨は降ったものの風は余り吹きませんでした。

朝になり雨も上がり風も無風状態だったのでもう大丈夫かと思い午前11時頃、倉庫の様子を見に行きましたが、突然雨と、風が強くなりました。
台風の中心地に入っていただけと思われます。

やはり油断大敵ですね。
午後から夕方にかけて雨、風強くなりました。

幸い何事もありませんでしたが、「備えあれば憂いなし」
先日あった講習会の影響もあり万全の状態で準備出来ていたので良かったです。

しかし、台風や雨は予想出来ても、地震は突然やって来ます。

日頃からの心掛けと準備が大事なのは安全対策と同じですね。

日々の対策怠らず頑張ります。


     岩下 勉

















研修会。
2022-09-17
またまたご無沙汰してしまいました。
ネタはあるのですが、写真を取り忘れていたり、タイミングを逃したりで更新出来まていませんでした。
こまめな更新目指して頑張ります。

先日、日左連青年部の研修会があり参加してきました。

コロナ前までは毎年持ち回りで行われていましたが、今回は3年ぶりの開催。

場所は宮城県仙台市。

講習内容は「震災から10年」という内容で、講演会と震災遺構見学会。

当日朝9:30に仙台駅に集合し70名の参加者がバス2台に分かれて研修会場に向かいます。
11:00頃、講演場所に到着し研修会スタート。

講師の先生は、地元ゼネコンの社長様で、震災時に発生当初から警察や自治体と共に遺体捜索やがれき処理の責任者として現場の指揮をとられたお方です。
日本全国の建設業者、自治体、学生などにこれまで100本以上の講演を行い、地元の自治体との連携や建設会社ならではの視点で今後の課題と対策を提議されています。

当時の写真を見ながら一時間程の講演でしたが、生々しい写真が出てきたときは言葉もありませんでした。
実際自分の目で見て経験した物しか分からないであろう事が沢山あったと思います。

先生から言葉で、日頃から準備しておく必要が有るもの3点が印象に残ってます。

①避難場所は家族内で必ず周知しておく事
(ケータイ電話が繋がらない為)
②自家用車の燃料(ガソリン)は常に三分の二以上にしておく事
(ガソリンスタンドが空いていない、車中泊、車から充電可能、移動手段等)
③1週間分の飲み水の備蓄(食料含む)

当然と言えば当然ですが、出来ていない方がほとんどではないでしょうか?
必要な事と分かっていても日々の生活に追われ中々出来ない、出来ていないですよね。


しかし、必ず災害はおきます。
必ずです。


近年は地震もですが、大雨、台風、雷、温暖化等様々な災害が起きます。
自分が被災者になった時、助かるかどうかは日々の備えや心掛けが重要だという事を改めて感じさせられました。

先生の話で私も知らなかったのですが、震災の2日前も地震があったそうです。
その時も津波注意報が出たみたいですが、50㎝程だったとか。
なので2日後の地震であのような津波が来るとは思ってもみなかったかも知れません。
しかも、地震発生から津波到達まで1時間あったそうです。
救えた命、助かった命が沢山あったと先生が嘆いておられ、地震が頻発した時の状況や対応、対策もマニュアル化が必要だと仰られていました。



又、午後からの震災遺構の見学では、廃校になった小学校を見に行きました。
校舎2階まで津波が押し寄せ、バルコニーのコンクリートで出来た手摺が壊れて流らせてました。

近隣の住宅はすべて流され、基礎部分が残っているだけで、津波がどれほど凄まじいエネルギーかを物語っていました。

校舎の屋上で一晩救助を待った沢山の人が写真に写っていましたが、どんなに怖く寒かった事でしょうか。

震災から10年以上が経ち復興としてはほぼ終わっているみたいでしたが、被災者の心の傷が癒える事は時が経ってもないと思います。

そういった経験をする人が少しでも減るように日々の心掛け、対策がいかに重要かを再確認させて頂く本当に有意義で大変勉強になり色々考えさせられる講習会でした。


お世話になった宮城県青年部の方々ありがとうございました。

  岩下 勉














夏季休暇のご案内
2022-08-08
毎日暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
ホントにホントに暑い中外で働く職人さんには感謝しかありません。


8/11(木)~8/15(月)まで夏季休暇とさせて頂きます。


今年はお盆明けの後半戦から忙しくなりそうなので、皆さんゆっくり休んで頂きたいと思います。

以上、簡単更新でした。

岩下 勉








技能検定実技講習会。
2022-07-19
梅雨が明けましたが、先週から雨の日が続きますね。
梅雨時期に雨が少なかったので良い事ではありますが、我々が外で仕事をするには雨が降らないに越したことはありません。
そして、最近の天気予報はあまり当たらない様な気がするのは私だけでしょうか?
大雨と言って全然降らなかったりその逆もしかり。
今の観測技術をもってしても難しいのでしょうから、天候に余り左右されない様に段取り頑張りたいと思います。


話がちょっとそれてしまいましたが、先週「技能検定実技講習会」が福岡市左官組合会館の作業場で行われました。

今年の講習参加者は「1級16名」「2級2名」の合計18名。
試験を受ける方はもっといると思いますが、講習参加者は福岡市の組合員さん限定のなのでこの人数です。

実技が日曜日含め5日間と学科1日の計6日間。
実技は最初続けて4日間あり、最後の1回は試験2週間前、学科はその間の日曜日にあります。

全ての講習に参加する生徒さんのもいますが、基本、日曜日の講習参加は任意。
昔は、木、金、土の3日間練習だけでしたが、何時ごろからか個々での練習が難しかったり、3日間の練習では不安な人の為に講師の先生が翌日の日曜日に練習を見てくれる様になり、今ではそれが普通となってしまいました。

生徒さんが来るということは当然講師の先生も必要。
少しでもその方々の負担が減るようにとの思いで私も出来る限り参加させて頂いておりますが、さすがに6日間全ては厳しいのが現状で、毎年毎年6日間講師を務める先生方には、毎日朝早くから夕方までホントに頭が下がります。

自分の仕事が忙しい中で講師引き受ける理由は、「左官業界の為」の一言の尽きると思います。

損得勘定を考えて出来る事ではありません。

技能、技術を継承するには絶対に資格が必要で、墨出しから、定規の張り込み、厚塗り、普段使う事の無い使鏝、押え仕上げ等今ではあまり使うことの無くなった昔ながらの左官技術が濃縮されている最たるものが1級技能検定だと私は思います。

今から40年程前では当たり前だった工法が、今では職人減少と共の簡素化され厚塗り後方から薄塗工法へと移っていきました。
もちろんそれが駄目なのでは無く時代の流れ。

特に今の野帳場(ビル、マンション専門左官)現場では薄塗工法が主流ですので、若い職人さんは墨の出し方、定規の使い方、塗り方、鏝の使い方、下手したら鏝の名前すら知りません。

昔ながらの工法を絶やす訳には行きませんし、諸先輩方がまだ元気でいらっしゃる今が技能継承の最後のチャンスだと思います。

技能検定が最後の砦と言っては大げさかも知れませんが、そんな時代がすぐそこまで迫って来ていると思われますので、出来うる限りこの先も携わって行かねばと思っております。

     岩下 勉




















表彰。
2022-07-11
あっという間に梅雨が明けてしまいました。
今年は長い、長い夏になりそうで気がめいりますね。

毎日暑い中外で働く職人さん達には感謝しかありません。

どうぞ体調には十分注意して頂き、適正な人員調整、工程管理を行いながら出来るだけ負担のないように段取りしていきたいと思います。


さて、今月初めに元請さん主催のオーナー安全研修に参加してまいりました。
昨年この大会で協力会社安全最優良賞を頂きましたが、今年は「最優良賞協力会社社員の部」で表彰を頂きました。


昨年に続きホントにありがとうございます。


表彰式は本人も出席して下さいとのことだったので、表彰現場の職長と二人で行ってまいりました。
推薦して下さいました建築部長さんには以前から大変お世話なっており感謝しかありません。

私自身は定期的な現場パトロールでしか現場を見れませんが、職長は毎日必ず現場にいます。
日々状況が変わる建設現場において、職長の役割は大変大きなものです。

安全管理・工程管理・人員管理・健康管理等社長に代わり日々作業をしながら業務をこなしていくのは大変な事です。
職長次第で私の仕事も大きく変わります。

こう言った賞を頂けると本人も励みになると思いますし、優秀な職長をいかに育てるかが会社の発展に欠かすことの出来ない事だと思います。

今いる職長皆に感謝し、今後若手職長をいかに育てていくか考えながら新幹線での岐路となりました。

     岩下 勉













梅雨時期の生コン。
2022-06-27
またまた久しぶりの更新となってしまいました。

今週は天気がいい日が続くみたいで、ホントに梅雨明けしたかもしれません。
しかしこのままでは間違いなく水不足になると思われ、今のうちから節水を心掛けしないといけませんね。


毎年の事ではありますが梅雨時期の生コン段取りには泣かされます。
最近の天気予報は基本当たりますが、今時期だけは前日と翌日では天気が変わっていたり、午前と午後でも変わっていたり、天気予報によっても違ったりとホントに悩ましいです。

もちろん生コン打設を決定するのは元請さんの判断ですが、雨が降る予報だと天気のいい日に予定変更となりますし、数日雨予報なら少しでも雨が少ない日。
昔は雨でもお構いなしに打っていましたが、今は雨の日の生コン打設は無くなりました。

話がそれましたが、生コン打設が翌日や翌々日、あるいは前日に変更になると元から入ってる予定と重なってしまいます。
元から重なっている場合は前もって段取りしているのでいいのですが、急な予定変更で重なってしまうとさぁ大変。

基本、生コン(押え、均し)作業は専門の「土間屋」さんにお願いしています。
土間屋さんも昔は若手ベテラン含め職人さんが沢山いたので多少生コンがずれても上手く段取り出来ていたのですが、今はずれるとホントに段取りが大変です。
最近では、一か月の予定表を作り早め、早めに人員の段取りをして頂いてます。
それでも段取りできない程土間屋さんも職人さんが減っていると思われます。

土間屋さんでも対応出来ないときはもちろん自社でしますが、空けれる現場、出来ない現場、重なってしまうと他社さんからも応援をお願いしないといけません。

普段から工程管理や人員配置、他社さんとの交流等大事にしておく必要があります。


今日も二現場で15名程人員が必要でしたが、
何とか他社さんから応援頂き事なき終えました。


今年、来年、再来年と数万平米、数十万平米生コン押えがある大型物流倉庫が福岡で幾つも出来るみたいなのでそれこそ土間屋不足は加速すると思われます。

この問題はこの先もずっと続くでしょうね。
対策急務です。

    岩下 勉




給料日。
2022-05-14
二日続けて雨となりました。
明日は天気になりそうなので良かったです。

わが社は毎月13日が給料日です。
いつからかは定かではありませんが、私が入社する遥か前からのなので30年以上にはなると思います。
恐らく当初の取引先の支払日が10日だったので、給料日を13日に設定したと思われます。


昔から「13日の給料日」と言っていました。
(何かホラー映画のタイトルみたい)


昨日の13日、今年入社の新人さん初めての給料日でした。
入社一か月が経ち、近況を聞きたくて仕事終わりに会社へ寄ってもらいました。

お給料は振り込みなので給料明細を渡し、明細書の見方や、何にいくら引かれてこの手取り額になるのかを説明をしました。
又、今の状況や困っていることや悩みが無いかなど一通り話もしました。

少しは職場にも慣れ、割と年の近い先輩方と同じ現場ということも有り「皆さん優しくしてくれます」と言っていました。

私からは、「少し慣れてきた頃が一番危険なので気を引き締め直して頑張って下さい」とお伝えしました。


恐らく彼は遠慮して思っていたことの半分も言えなかったと思います。


何かあったら気兼ねなく相談できる様これからも声掛けを大事にし、少しでも働きやすい職場環境にしていくことが私の役目だと肝に銘じ共に頑張って行きたいと思います。


  岩下 勉













ゴールデンウイーク休暇の案内
2022-05-02

5/3.4.5はゴールデンウィーク休暇とさせて頂きます。
現場によっては4/29日から7連休の所もありますが、岩下組は基本カレンダー通りです。

しかし時代の流れでしょうがホントに休みが多くなりましたね。
日給月給の職人さんにとって休みが多くなるのはイコール収入が減る事なので死活問題。
もちろん必要あらば出来る現場に行ってもらいますが、年配の職人さんはゆっくり休んでいた方がいいみたいです。
今までがむしゃらに頑張って働き子育てや家のローン等も終わった事でしょうから当然ですかね。
一方で子育て世代の若い職人さんはそれこそ休みが多いと死活問題。

建設現場も完全週休二日時代がそこまで来ています。
色々な対応、対策が急務です。

     岩下 勉











職人さんあるある part2。
2022-04-20
またまたご無沙汰しておりました。
前回好評だったので、再度書いてみます。


・終わらない、終わらないと言って早く帰ってくる

・勝手に材料を持っていく

・材料を手配させると絶対に余っている

・携帯電話を携帯していない

・説明が長い

・字が汚くて読めない

・カタカナニガテ

・算数も苦手

・奥さん綺麗

・朝から元気

・何故か風邪ひかない

・糸の扱いが上手

・手練も上手

・人が失敗したら喜ぶ

・パワハラ全開気にしない

・晴れでも長靴

・きれいなバケツから使いたがる

・電話は一度しかしない

・昔のシャツを作業着にしている

・びっくりするほど話を聞いてない

・残業はしっかり付けてくるが、早く終わった時はしれっとしている

・「終わりました」と言って終わっていない

・「職人さんには言っていましたけど」と言われる

・私服がきれいな作業服

・失敗のなすり付けあいが酷い

・証拠隠滅もひどい

・出勤簿がカレンダーや広告の裏紙

・日曜日に出てくれるのは同じ人

・ああいえばこう言う

・何でもかんでも持って帰ってくる

・やってみせ、やってみせ、やってみせても間違える

・言って聞かせ、言って聞かせ、言って聞かせて間違える

・させてみせ、させてみせ、させてみても間違える

・ほめてあげ、ほめてあげ、ほめてあげると大喜び


いかがでしょうか
愛すべき職人さん達ですね。


又、次回までネタを溜めておきます。

    岩下 勉 










株式会社岩下組
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TEL.092-874-2977
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