自然土防草材。
2017-11-10
今日、自然土防草材を施工しました。
お世話になっている建設会社の部長さんの御宅でした。
以前から頼まれていたのですが、「いつでもいいですよ」と言う言葉に甘えてしまって、中々段取り出来ずに今日になってしまいました。
この材料は、自然土である真砂土と固化剤を配合してある自然土舗装材で草の発生を抑える効果があり公園や道路路肩、線路脇、住宅など様々な場所で使用されています。
以下施工手順です。
1.地盤の整備(除草、不陸調整、転圧)
2.土の敷き均し 3㎝厚みで㎡に2.3袋使用
3.ほうき、刷毛等で均し跡消し作業
4.散水(㎡8~9L程度)シャワー状でまんべんなく表面に水が浮
き上がる程度の散水を5~10分置きに3回
5.透水確認(施工厚の2/3以上水が浸透しているか確認)
6.転圧作業(施工表面の締固め)
7.散水養生
初めての施工でしたが、製造メーカーさんが分かりやすく施工手中を説明してくださり、それを基に作業計画を立て前準備をしっかり行なった結果うまく施工できたと思います。
今回も大変勉強になりました。
岩下勉
漆喰塗り。②
2017-11-06
先日から施工していました漆喰塗り替え工事が完了しました。
部分的塗り替えだったので比較的早く完成しました。
天気にも恵まれて良かったです。
材料は既調合の漆喰用セメント系下地処理材と本練り漆喰を使用しました。
下塗り材、上塗り材共既調合品でしたが非常に使いやすかったです。
外壁漆喰塗りの現場あまりないので今回はほんとに勉強になりました。
今年1級技能士を取得した若手職人も仕上げの手伝い。
良い経験になったと思います。
経験豊富なベテラン職人でも眼鏡をかけて仕上げています。
皆さんの表情で真剣さが伝わりますね。
私も気になってほぼ毎日現場に行っていましたが、きれいに仕上がって良かったです。
今後も色んな仕上げ工事があると思いますが、経験を積みより良い物が作れる様に頑張って行きます。
岩下 勉
タイル張替え。
2017-11-03
今日は浴室のタイル張替え工事に行ってきました。
現場は築40年位経っている賃貸アパートです。
依頼主は管理している不動産屋さんです。
10年以上お世話になっていると思います。
住人退去時に傷の入ったり汚れた浴室やキッチンの壁タイル張替えや、浴室床の補修をしています。
タイル張替えといっても少しなので対応しています。
いつもタイル張替え数枚と、床に張っているタイルをノンスリップシートに変える為の下地処理補修を行っています。
作業は基本半日か1日で終わりますし、こちらの都合の良い日に施工させていただけるので私が担当しています。
今はほとんどの現場でユニットバスが使われているので貴重な現場ですね。
岩下 勉
今日も床コンクリート金鏝押え。
2017-11-02
今日も生コン押えの現場がありました。
ほんとは大型現場が三カ所重なっていましたが、1カ所が延期になったので助かりました。
今回もお世話になっている土間屋さんにお願いしました。
朝晩だいぶ寒くなってきたのでこれからの季節の生コン押えは残業続きになりますね。
本当に感謝です。
今日の現場は前回打設完了が20:00時近かったですけど今回は16:00頃でした。
もちろん生コンの量がだいぶ減ったいたので、その分早くなるのですが、先週現場で行われた打設前検討会で、各業種から出た様々な意見を取り入れ作業計画を練り直した結果だったと思います。
これからも色々な場面でこういった意見交換会をしていけたらいいですね。
岩下 勉
漆喰塗り。①
2017-10-30
先日から個人住宅の外壁漆喰塗り替え工事を行っています。
当社は基本ビル・マンションの左官工事がメインですが、住宅の左官仕事も少しですが請け負っています。
そして元請け会社はうちの住宅左官の仕事で唯一お世話になっている工務店さん。
こちらの会社は聚楽塗り・漆喰塗り・珪藻土塗り・掻き落し・洗い出し等、近年では少なくなった仕上げ施工を採用されている設計事務所との仕事が多い工務店さんです。
普段の作業はビル・マンション現場で下地を作る仕事がほとんどなので、このような住宅の仕上げ仕事は自然と力が入りますし、大変勉強にもなります。
いつも感謝しております。
今回の現場は築15年ほど経っている木造2階建て住宅。壁の一部にクラック(ひび割れ)が入っているのと、雨が直接かかるところは汚れていましが、それ以外は比較的きれいな状態でした。
足場組と水洗いが終わった後、工務店の社長と私と職長の三人で壁の調査、施工箇所、施工方法の最終確認。
施工手順は養生、ケレン、浮き部の処理、シーラー塗布、下塗り(クラック部はメッシュ伏せこみ)上塗りです。今日現在シーラー塗布と一部下塗りまで完了しております。
岩下 勉
床コンクリート金鏝仕上げ ②。
2017-10-13
先日もマンション建設現場で床コンクリート金鏝仕上げがありました。
今現在、ほとんどの現場でコンクリート押え、均し作業は土間専門業者さんにお願いしていますが、雨等で生コン打設日程が大幅にズレて来ると調整が難しくなります。
どうしても土間屋さんが段取り出来ない時は自社で施工します。
今から15年ほど前、私が現場でバリバリ働いていた時は生コン押え・均し作業もほとんど自社で施工していたのですが、今は職人さんの高齢化に伴い自社施工は少なくなりました。
今週から来週にかけて雨の予報が続いています。
生コン打ちもですが、外仕事はほとんど出来ないので悩ましいですね。
雨が続いた後の晴れ間は段取りが大変です。
考えただけでゾットするので止めておきます。
雨の日ももちろん必要ですが、我々が仕事をするのには雨は少ないに越したことはありません。
悩ましい日が続きそうですが、自分の成長の為と思って頑張ります。
(愚痴っぽくなってごめんなさい)
岩下 勉
床コンクリート金鏝仕上げ。
2017-10-09
先日の土曜日、生コン700m3、ポンプ車3台打ちの生コン打設現場がありました。
1階躯体、2階スラブ床約1,200m2金鏝押えです。
施工はいつもお世話になっている床工事店さんにお願いしました。
土間屋さん11名+岩下組2名=13名の体制です。
事前に打設前検討会で関係業者が集まり色んな意見を出し合った結果、6:30朝礼、7:00打設開始になりました。
それでも完了予定は19:00でした。
当日私は所用で夕方しか現場に行けなかったのですが、18:00に着いた時点でまだだいぶ残っていました。
結局打設完了は20:00近かったと思います。
床コンクリート金鏝仕上は生コン打設完了後乾き具合を見て、機械コテ(通称プロペラ)で2回ほど地を整えて最後に金鏝で押える作業です。
夏の時期は生コンの乾きが早く1時間もしないで仕上げにかからないといけないので大変ですし、冬場は逆に乾かないので夕方打設完了だと仕上げは深夜になりますのでこれまた大変です。
今は秋口で打設日もそんなに寒くなかったのですが、生コン打設完了が遅かったので金鏝押えもだいぶ遅くなるだろうと心配していました。
しかし思いのほか生コンの乾きが良かったので、打設後2時間程度で仕上げ作業に入って行けました。
思っていたより早く仕上がったので良かったです。
いつも思いますが、コンクリート金鏝仕上げは大変な作業です。
夏場は当然暑さと乾きとの戦いで(私も現場に出ていた頃は何度も失敗しました)、冬場は寒さとの戦いで特に深夜作業は震える寒さです。
これだけの規模の金鏝仕上げは自社だけでは到底出来ないので土間屋さんには本当に感謝です。
この現場はまだあと数回生コン打設があります。
まだまだ寒くもなります。
生コン打ちは数種類の業種による共同作業です。
今回の生コン打設で左官側から見た改善点や要望もあますので、次回の打設前検討会時に今回の反省も踏まえ関係業者で意見を出し合い、より良い生コン打ちが出来る用に岩下組も協力していきたいと思います。
岩下 勉
雨。
2017-10-02
今日は久しぶりに一日雨になりました。
今週は雨の日が多いみたいですね。
左官は基本外仕事なので天候に左右されるのは宿命です。
生コン打ちや、外部作業、外構工事などが多い時は天気予報とにらめっこ状態。
状況に応じて最善の判断をするのは非常に難しいですね。
幾通りのパターンを予測し頭に描いて手を打っていく。
早すぎても遅すぎてもだめ。
本当に難しいです。
もし失敗をしても次は同じ誤りをしない、その繰り返し。
まだまだ私も日々勉強です。
指示する立場の人間が迷っていると、従業員も不安になりますし、どうして良いか分からなくなります。
成功も失敗も含めこれまでのたくさんの経験の中からよりベストな方法を選び、明確な指示を出すことが大事なのだと常に肝に銘じながら仕事に励んでいます。
岩下 勉
全国左官技能競技大会。
2017-09-25
先週の土日、全国左官技能競技大会の見学に行ってきまた。
第47回目の今回は四国ブロック担当で、愛媛県松山市のアイテム愛媛で9/22(金)~24(日)の日程で行われました。(翌月曜日は表彰式)
私は前回の九州ブロック福岡大会で実行副委員長を務めさせていただきました。
その際、今回の開催地である四国ブロックの方や愛媛県の方にお手伝い頂いて大変お世話になりましたので、そのお礼と激励を兼ねて行って来ました。
競技大会の目的は、建築技術の変遷に即応した技術向上と有能技能工の確保、新資材を開発し建設業界の発展に寄与する事です。
塗り壁の良さや安全性・正確に早く仕上げる緻密さ・伝統工法による高度な技術等を間近で見れるまさに日本一を決める戦いです。
今回は全国10ブロックの代表選手と日左連会長推薦枠3名の合計13名で行われました。
九州ブロックは宮崎県の方でした。
架台制作は挾土秀平さんです。(前回もお世話になりました)
天井見付けの石膏置引きは瓦をイメージし、柱は掻き落し仕上げ、正面壁は漆喰仕上げでなまこ壁は土佐漆喰、袖壁は土佐漆喰と藍染スサ入り上塗り仕上げと四国独特の材料や仕上げとなっています。
選手の皆さんは大会まで死に物狂いで練習して来たことでしょう。
それを支える事業所の親方さんや各ブロック長や県連会長も大変ご苦労されたことと思います。
競技が始まってしまったらあっと言う間です。
練習通りに出来る人出来ない人それ以上の力を出す人様々だと思います。
結果がどうであれ選手の皆さんは堂々と上を見てへ帰って行ってほしいですね。
本当に人生が変わる経験だと思います。
皆さんのこれからの左官人生に幸あれ。
技能検定試験。
2017-09-09
昨日、技能検定試験(実技)がありました。
岩下組からも受験生がいたので前日の準備と当日の補佐員でお手伝いしてきました。
今年は福岡県内で1級22名・2級8名で計30名の受験でした。(間違っていたらすみません)
例年は8月末に実技試験がありますが今年は9月に入ってだったので試験会場内も涼しかったですね。(前日準備は雨で汗だくでしたが)
試験会場は独特の雰囲気で緊張感がありますが、その空気に飲まれず無事に時間内で終了したのは、受験する皆さんが平日の仕事が終わってからや休日に相当練習して来たからだと思います。
それが良く分かる仕上がりだったと思います。
学科試験はすでに終わっていますので後は実技試験の結果を待つのみです。
全員合格を祈ります。
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