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樹脂舗装材。
2017-08-31
 
先日住宅のリフォーム現場で、玄関アプローチ床に無黄変ウレタン樹脂舗装材を施工しました。
 
天然石の風合いを活かした、水はけ・歩行感に優れた舗装材で目地詰めをすれば洗い出し風仕上げも可能です。
 
本格的な洗い出し仕上げも良いですが、工程が複雑で高度な技術
(材料の配合、塗り付け、洗いのタイミング)も必要で大きい面積だと洗い水の処理問題も出てきます。
そういった問題も樹脂舗装材なら施工方法、手順さえ間違わなければ比較的簡単に施工出来、洗い水の問題も無いので現場の状況に応じて使い分けると良いと思います。
 
 
以下大まかな施工手順です。
1.勾配を付けた下地モルタルの上をきれいに清掃します。
 
2.専用プライマーを塗布。
 
3.骨材(石)とウレタン樹脂をプラ船に入れてクワでよく混ぜます。(よく混ざって無いと発泡や効果不良の原因になります)
 
4.錬りあがった材料を床に移し金コテで均し平滑にします。
 
5.コテについた樹脂を灯油で拭きながら金鏝で仕上げ押えします。(凹凸や隙間があると剥がれの原因となります)
 
 洗い出し仕上げは乾燥後目地詰め作業があります。
 
注・プライマーや樹脂が付着すると落ちないので施工面以外の養生は必ず行ってください。
 
 
 
残暑。
2017-08-30
朝晩はだいぶ涼しくなり秋の気配がしてきました。
 
しかし日中はまだまだ暑いですね。
 
先日私も現場でブロック塀の補修作業をしましたが、炎天下の作業できつかったです。
 
暑い日も寒い日も雨の日も毎日現場で働く職人さんには本当に頭が下がります。
感謝です。
 
従業員が少しでも良い環境良い状態で作業出来る様、打ち合わせ、段取り、人員配置を考えることが
私が経営者としてやらなければならないことだと改めて感じました。
 
 
おしごと体験教室。ふくおか技能フェスティバル。
2017-08-19
今日は左官組合のお手伝いで、福岡国際会議場で開催されている「おしごと体験教室」と「ふくおか技能フェスティバル」に行ってきました。
 
「おしごと体験教室」は福岡県職業能力開発協会主催行行事で、小学生に製造業や建設業を中心とした職業を疑似体験させることにより働くことの意義や仕事の楽しさを経験させ、自分の将来の職業について考える機会を目的として実施され、今年で4回目です。
 
今回は18種類の職種を体験でき、小学校4.5.6年生対象に行われています。
 
好きな職業を選び作業服に着替えておしごとを体験。働き会場内でのみ使えるお給料をもらい会場内のお店でお買い物をするといった流れで1サイクル50分程度で午前2回午後2回行われます。
 
左官組合では小舞かきと塗り壁体験を行いました。
 
 
「ふくおか技能フェスティバル」は(一社)福岡市技能職団体連合会主催で、目的はおしごと体験教室とほぼ同じ(適当でごめんなさい)対象者は子供達で特に年齢制限はありません。
 
こちらは今年で27回目。左官組合は午後からの体験広場でぴかぴか土ダンゴを行いました。
 
どちらのイベントも8/18(金)~20日(日)までの3日間行われており職人さんの仕事、技能、技術を体験できる良い機会となっています。
 
今回体験した子供たちの中で、一人でも多くの子がもの作りの世界に興味を持ってその道に進んでくれることを期待したいですね。
樹脂注入作業。
2017-08-16
今日から仕事始まりました。
 
現場によっては明日からの所もありますが、休み明けは体がだるいですね。
 
盆前最後の生コン打ちも無事に終わって良かったです。
 
今日は少し前に施工した床モルタル塗り工事に浮きがあった為樹脂の注入作業を行いました。
 
今までは接着剤(吸水調整剤)を足踏み注入器で注入してましたが、余程浮いてない限り入らなかったので今回は前の現場で教えて頂いたエポキシ樹脂注入をしました。
 
なれない作業でしたが役割分担を決めて浮き部の確認、穴あけ、樹脂注入、掃除と比較的うまくいってるようでした。改善点もあったので対処しながら施工方法を確立していきたいと思います。
 
床や壁モルタル塗り施工の際はモルタルの浮きに一番注意しますが、どうしても多少浮いてしまう事があります。
 
下地の状態や下地の処理の仕方、掃除、水洗い、接着剤の希釈具合、材料の錬り方、配合、塗り付け方、様々な原因が考えられるので特定出来ないのが現状です。
 
特に素地仕上げの現場は浮き、クラックは検査で通らないので今後は色んな方法を試して少しでも無くして行きたいと思います。
 
 
お盆休み。
2017-08-10
8/11(金)~8/15(火)まで夏季休業とさせていただきます。
 
今年は数年ぶりにこの時期にしてはゆっくり(暇)していますが、やはり盆休み前はバタバタしています。
 
今週初めの台風がそれてくれたため生コン打設が予定通り行われたから本当に良かったです。(8/12(土)までありますが)
 
昨日は久しぶりに午前中雨が降ったので涼しかったです。
 
盆休み明けはもっと涼しくなってほしいですね。
 
技能検定学科講習会がありました。
2017-08-06
本日、左官組合で技能検定学科講習会が行われました。
 
岩下組からも受験する2名が参加。
 
午前中は過去2年の1.2級学科試験問題を勉強し、午後からは去年の試験問題でテストを行いました。
 
過去の問題集は講師の先生が用意して下さりとても助かりました。
 
実技・学科の両方を合格して初めて技能士となるので学科の勉強も大切です。
 
なかなか一人では勉強出来ないししないものなので、みんなで勉強出来る機会があって良かったと思います。
 
後は各自勉強あるのみです。試験までみんな頑張れ。
 
 
 
 
 
スロープリング仕上げ。
2017-08-04
本日テナント工事のスロープ部リング仕上げがありました。
 
施工はいつもお世話になっている床(土間)工事屋さんにお願いしました。
 
リング仕上げは勾配のある床に滑り止め及び意匠を目的として施工する工法で色んなやり方がありますが、今回は長いサンギに等間隔でリングを取付した物で型押ししその型に合わせてリングを入れ機械コテで地ならしして刷毛を引いて仕上げます。
 
この猛暑の中の作業本当に頭が下がります。
生コン打設1時間後には仕上げに入っていました。
 
もうすぐお盆休みですが盆明けはもう少し涼しくなってほしいものです。
 
 
技能検定実技講習会が始まりました。
2017-07-20
今日から3日間の日程で左官技能検定試験実技講習会が始まりました。
 
技能検定は働く人達の技能を一定の基準によって検定しこれを公証する国家検定制度です。合格者には1級は厚生労働大臣名、2級には県知事名の合格証書が交付されそれぞれ技能士の称号が与えられます。
 
例年参加者が10名前後のところ、今年は1級14名、2級6名の計20名が講習会に参加。
(我が岩下組からは1級2級各1名づつ参加)
 
実技の講習は福岡市左官組合会館の倉庫内で行うのですが、ただでさえ熱いこの時期にたくさんの参加者でひしめきあい倉庫内の気温もさらに上昇。日頃第一線で働いている職人さんたちでも相当しんどいと思います。
 
皆さん、水分塩分を補給し適度に休憩を取りながら3日間一発合格を目指して頑張りましょう。
 
材料メーカーさんの講習会に参加参してきました。
2017-07-10
午前中の材料
午後の材料
7/8(土)材料メーカーさんの新左官仕上げ材講習会があり参加してきました。
 
午前中は薄塗りの磨き仕上げ材で、1mm厚で重厚感がある仕上げが可能で柔軟性がある反面耐摩耗性に優れ硬度の高い仕上げが可能です。顔料を添加するでオリジナル色調が可能な左官の塗り技術を生かした仕上げ材です。壁、床、カウンターなどテナント工事や個人住宅向きの仕上げ材料と思います。
 
午後からは金属調磨き仕上げ材でこちらはわずか0.3mmという塗り厚で模様付け仕上げが可能です。金属光沢を有するとともにパターン付けことで独特の表情を創造する事のできる仕上げ材です。こちらの材料もテナント工事や個人住宅向きと思います。
 
午前、午後とも座学→実習の流れでしたが講師の方の説明が分かりやすく下地や下塗りの知らなかった話、道具、工具の話などたくさん聞けて大変勉強になりました。
ありがとうございました。
左官組合青年部の例会がありました。
2017-07-08
昨日左官組合青年部の例会がありました。今回は8月に行われるイベントで使用する土だんごの準備と、今月20日から行う左官技能検定実技講習会で使用する架台の確認を組合倉庫で行いました。準備、確認終了後会議室で今後の予定を話し合いました。7.8.9月と行事目白押しです。みんなで協力しあって頑張りましょう。
株式会社岩下組
〒814-0165
福岡県福岡市早良区次郎丸2丁目12番6号
TEL.092-874-2977
FAX.092-874-2978
左官工事
 
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